映えるキミと恋をする

背中を向けられた矢先にくるりとかわいらしいお顔がこちらを向く。


くっ……あどけない。
可愛いのにどこか小悪魔要素を感じ、目の保養すぎて目を瞑った。


「もしもーし、目瞑ってたら撮れないよー?」

「すみません。可愛さがまぶしくてつい。真面目にやります」


その通りだ、と思い真顔で答えながら撮ろうとすれば、紫音さんは口元を隠してケラケラと笑い出した。


「え?」


小刻みに揺れている肩に疑問しか浮かばない。

「えっと……?」

「ごめんっ、望海ちゃんが面白くて」


面白い?私、何かしたっけ?


「可愛さがまぶしいってはじめて言われたんだもん。それと、急な真顔が面白くてつい」

「そ、そうですか」


それでこんなに笑うとは……。
さては紫音さん、笑いのツボが浅めだったりして。


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