映えるキミと恋をする


「ごめんなさい!それはその……消してもらって構いません」


ちゃんと自分のときりかえて撮ればよかったなぁ。
……さらば猫ちゃん。


「いつの間にって思ったけど、可愛いから記念に取っておくよ」

「え?いいんですか?」

「うん。この肉球うつってるのが可愛いから。なんなら送ろうかこの子の写真」

「それは嬉しいんですけど……」


連絡先の交換、となると……いいものなのか迷ってしまう。
交換出来たら嬉しいは嬉しいけども。
紫音さんからしたら、高校生に教えて不安要素とかないのかな。

そう考えていれば、猫ちゃんの画面が目の前に来て、顔を上げると紫音さんはにこりと笑った。


「大丈夫でしょ?僕のこと知ってても知らなくても、望海ちゃんの僕に対する態度は変わってないもん。普通ならサインとか握手とか写真とか求められたりするけど」
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