真面目だけが取り柄の聖女候補ですが、今日から頑張るのをやめます!
「あ…!」
ユリーフィア様の声にビクッと体を震わせたミルティーヌは、力の制御を完全に誤り、聖女の光がはじけ、その反動で前に倒れて膝と手を地面に着いた。
肩で息をしているミルティーヌを心配する様子もなく、ユフィーリアはさらに厳しい言葉を投げかけた。
「聖女の力を暴走させたら、国に災いが起こり兼ねません。ご自分の力の強大さをもっと自覚してください。日々の鍛錬を怠ってはいけません。
この程度で息が上がるのは、基礎的な体力と筋力が致命的に足りないからでしょう。これからは実技前にトレーニングの時間を取りましょう」
「…もうしわけ…ありません…」
辛そうな表情で、それでもミルティーヌはユリーフィア様の目をきちんと見て返事をした。
私は見守ることしかできない。
「ではアリア、次はあなたの番ですよ」
くるりと振り向いたユリーフィアは柔らかい笑顔だった。
「最近のアリアは、力のコントロールのコツを得たようで、ぐっと伸びています。
今こそ、聖女の力をもっともっと強めるチャンスですから、頑張ってください」
「はい…ありがとうございます」
褒められたのに、なぜか全然嬉しくない。
どうして?ガーディオだけではなくユリーフィア様まで、私とミルティーヌへの態度を逆転させたの?
ユリーフィア様の声にビクッと体を震わせたミルティーヌは、力の制御を完全に誤り、聖女の光がはじけ、その反動で前に倒れて膝と手を地面に着いた。
肩で息をしているミルティーヌを心配する様子もなく、ユフィーリアはさらに厳しい言葉を投げかけた。
「聖女の力を暴走させたら、国に災いが起こり兼ねません。ご自分の力の強大さをもっと自覚してください。日々の鍛錬を怠ってはいけません。
この程度で息が上がるのは、基礎的な体力と筋力が致命的に足りないからでしょう。これからは実技前にトレーニングの時間を取りましょう」
「…もうしわけ…ありません…」
辛そうな表情で、それでもミルティーヌはユリーフィア様の目をきちんと見て返事をした。
私は見守ることしかできない。
「ではアリア、次はあなたの番ですよ」
くるりと振り向いたユリーフィアは柔らかい笑顔だった。
「最近のアリアは、力のコントロールのコツを得たようで、ぐっと伸びています。
今こそ、聖女の力をもっともっと強めるチャンスですから、頑張ってください」
「はい…ありがとうございます」
褒められたのに、なぜか全然嬉しくない。
どうして?ガーディオだけではなくユリーフィア様まで、私とミルティーヌへの態度を逆転させたの?