真面目だけが取り柄の聖女候補ですが、今日から頑張るのをやめます!
人気のない園庭の奥まで進み、ようやくミルティーヌの腕を放す私。
ふぅ。
「もう!なんですの!?」
さすがに怒ってる。そりゃそうだよね…。
「申し訳ありません。強引なことをしてしまって…。
私、どうしてもミルティーヌ様と2人で話をしたかったんです」
ミルティーヌは無言。
でも、その場にとどまってくれた。
私がどこまでも追いかけてくると思って諦めただけかもしれないけど。
「ミルティーヌ様は聖女候補選びについて、どのようなお考えを持っていますか?」
「なにが言いたいんですの?」
あ、めちゃくちゃ警戒されてる。
「その…誰が見ても、聖女としての力はミルティーヌ様の方が私よりずっと強いと思うんです。
ガーディオ様もユリーフィア様もその力を認めていて、だからミルティーヌ様にはとても優しいんだと思っていました」
ミルティーヌはまた無言になった。
「ミルティーヌ様もそう思いませんか?
ご自分のお力の強さは、ミルティーヌ様本人が一番感じていらっしゃるでしょう?」
「なんですの?不平不満を訴えたいのですか?」
「そうじゃなくて…、私は聖女の力が強いミルティーヌ様が選ばれるのは当然だと思っていたんです。
周囲の反応も正当で公正な評価だと思っています。
でも、最近なんだか…戸惑うことが多くて…」
うまく伝えられない。
なんて言えばいいんだろう。
「ああ、自慢ですか」
「自慢!?」
意外過ぎる単語に、思わず大きな声が出た。
「アリア様は私の真似をしてうまくいっていますものね。
愛想を振りまいて、ガーディオ様とユリーフィア様に取り入ることに成功して、さぞ満足でしょう」
「はぁ!?」
ふぅ。
「もう!なんですの!?」
さすがに怒ってる。そりゃそうだよね…。
「申し訳ありません。強引なことをしてしまって…。
私、どうしてもミルティーヌ様と2人で話をしたかったんです」
ミルティーヌは無言。
でも、その場にとどまってくれた。
私がどこまでも追いかけてくると思って諦めただけかもしれないけど。
「ミルティーヌ様は聖女候補選びについて、どのようなお考えを持っていますか?」
「なにが言いたいんですの?」
あ、めちゃくちゃ警戒されてる。
「その…誰が見ても、聖女としての力はミルティーヌ様の方が私よりずっと強いと思うんです。
ガーディオ様もユリーフィア様もその力を認めていて、だからミルティーヌ様にはとても優しいんだと思っていました」
ミルティーヌはまた無言になった。
「ミルティーヌ様もそう思いませんか?
ご自分のお力の強さは、ミルティーヌ様本人が一番感じていらっしゃるでしょう?」
「なんですの?不平不満を訴えたいのですか?」
「そうじゃなくて…、私は聖女の力が強いミルティーヌ様が選ばれるのは当然だと思っていたんです。
周囲の反応も正当で公正な評価だと思っています。
でも、最近なんだか…戸惑うことが多くて…」
うまく伝えられない。
なんて言えばいいんだろう。
「ああ、自慢ですか」
「自慢!?」
意外過ぎる単語に、思わず大きな声が出た。
「アリア様は私の真似をしてうまくいっていますものね。
愛想を振りまいて、ガーディオ様とユリーフィア様に取り入ることに成功して、さぞ満足でしょう」
「はぁ!?」