真面目だけが取り柄の聖女候補ですが、今日から頑張るのをやめます!【完】
第六章 幸せってこういうこと!
神判の儀式は、大聖堂の神聖な空気の中で執り行われた。
全神官と王族が見守る中、私とミルティーヌは中央の祭壇前に立ち、神力を捧げる。
ミルティーヌから放たれた光は、以前とは比べものにならないほど澄み渡り、雄大で、美しかった。
力の暴走は一切なく、完璧にコントロールされている。
あの日から彼女もまた変わったのだ。私との話し合いを経て、駆け引きや焦りを捨て、ただ純粋に神力と向き合った成果だった。
私の光も、私の持てる全力を尽くして放たれた。悔いは一切ない。
神判の鐘が、高く響き渡る。
「……選ばれし聖女は、セルティア教代表、ミルティーヌ=リナレーヌ!」
大神官ガーディオ様の声が聖堂に響き渡った。
静寂ののち、大きな拍手が巻き起こる。
「ミルティーヌ様……おめでとうございます!」
私が心からの笑顔で祝福を贈ると、ミルティーヌ様は感極まったように目元を潤ませ、私に向かって眩しいほどの笑顔を向けた。
それは、私を確かなライバルとして認めてくれた、最高の笑顔だった。
傍らにいたラフィール様が、優しくミルティーヌ様の手に自分の手を重ねる。
一度は迷走していたラフィール様も、真の覚悟を決めて輝くミルティーヌ様の姿を見て、再び彼女に心を奪われたようだった。
二人の間には、誰にも割り込めない温かな空気が流れていた。
(良かった……本当に、良かった……!)
全力を尽くした後の清々しさと喜びで、私の胸はいっぱいだった。
全神官と王族が見守る中、私とミルティーヌは中央の祭壇前に立ち、神力を捧げる。
ミルティーヌから放たれた光は、以前とは比べものにならないほど澄み渡り、雄大で、美しかった。
力の暴走は一切なく、完璧にコントロールされている。
あの日から彼女もまた変わったのだ。私との話し合いを経て、駆け引きや焦りを捨て、ただ純粋に神力と向き合った成果だった。
私の光も、私の持てる全力を尽くして放たれた。悔いは一切ない。
神判の鐘が、高く響き渡る。
「……選ばれし聖女は、セルティア教代表、ミルティーヌ=リナレーヌ!」
大神官ガーディオ様の声が聖堂に響き渡った。
静寂ののち、大きな拍手が巻き起こる。
「ミルティーヌ様……おめでとうございます!」
私が心からの笑顔で祝福を贈ると、ミルティーヌ様は感極まったように目元を潤ませ、私に向かって眩しいほどの笑顔を向けた。
それは、私を確かなライバルとして認めてくれた、最高の笑顔だった。
傍らにいたラフィール様が、優しくミルティーヌ様の手に自分の手を重ねる。
一度は迷走していたラフィール様も、真の覚悟を決めて輝くミルティーヌ様の姿を見て、再び彼女に心を奪われたようだった。
二人の間には、誰にも割り込めない温かな空気が流れていた。
(良かった……本当に、良かった……!)
全力を尽くした後の清々しさと喜びで、私の胸はいっぱいだった。