最下位特待生は、学園トップ4の家庭教師になりまして。
慌てて受け取ると、九条くんは「次から気をつけろ」とだけ言って、

そのまま去っていった。

しばらく教室は静まり返っていた。

そして―――

「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」」」

数秒後、ものすごい悲鳴が上がった。

私はびくっと肩を震わせる。

「な、何ですか!?」

「朝比奈さん!」

「は、はい」

「九条くん、わざわざ届けに来たんだけど!?」

「あ......はい、親切ですよね。九条くん」

「そこじゃないってば!!」

また教室中が笑いに包まれた。

……うん。

今日も、なんだかよく分からない一日になりそうです。

そんなこんなで、一時間目の現代文。

……の、はずなんだけど。

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