最下位特待生は、学園トップ4の家庭教師になりまして。
さて。

今日は図書室にでも行こうかな。

そんなこんなで今日も一人で過ごしていると、

あっという間に放課後になっていた。

「じゃあねー!」

「また明日!」

教室のあちこちで、楽しそうな声が飛び交う。

部活へ向かう子。

友達と寄り道の約束をする子。

恋バナで盛り上がる子。

……いいなぁ。

なんて、思うけど口には出さない。

出したところで、一緒に帰る相手が増えるわけじゃないし。

私は慣れた手つきで教科書を鞄にしまう。

今日は金曜日。

家庭教師はお休みだ。

学園長が作ってくれた予定では、担当は月曜日から木曜日まで。

金曜日は、それぞれが復習をする日らしい。

……正直、ちょっと安心している。

毎日だったら、私の胃が先に限界を迎えていたと思う。

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