春のその先で、君と。



今日一日、この人と一緒にいられる。


そう思うだけで、楽しみで仕方がなかった。



「じゃあ、行こっか」



「うん!」



私は靴を履いて、湊くんの隣に並んだ。



「今日はどこに連れてってくれるの?」



「まだ秘密」



「また秘密?」



「着いてからのお楽しみ」



そう言って笑う湊くん。


駅まで歩いて、電車に乗る。


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