春のその先で、君と。



隣に座った湊くんが、ふと私の顔を見た。



「今日のりのん、ほんとかわいい」



「……朝から何回言うの?」



「何回でも言うよ」


「もう……」



恥ずかしくて、窓の外を見る。


しばらくして、目的地の最寄り駅に着いた。



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