春のその先で、君と。
「いただきます!」
二人でパンケーキを食べ始める。
「おいしい……!」
「ほんとだ。これ、りのん好きそう」
「うん!いちご大好き」
「知ってる」
「なんで知ってるの?」
「前に話してたじゃん」
「……湊くん、意外と覚えてるよね」
「りのんのことだからね」
さらっと言われて、また顔が熱くなる。
「……そういうこと普通に言うの、ずるい」
「なんで?」
「恥ずかしいから」
湊くんは楽しそうに笑った。
パンケーキを食べ終わって、お店を出る。