春のその先で、君と。



観覧車に乗り込む。


扉が閉まり、ゆっくりと動き始める。


さっきまであんなにはしゃいでいたのに、二人きりになった途端、なぜか少し緊張した。



「……なんか、緊張するね」



「うん」



湊くんが少し照れたように笑う。


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