愛しいひと――く ち な し身代わりの恋(番外編)
 ノブは申し訳無さそうに言った。

 冷たいくせに、誠実さもある人。
 だからますます好きになる。

「きっと、大丈夫よ」

 ノブに汚された腹部を拭きながら、″足りない″ と思った。

 でも、もうノブは同じ事はしないだろう。



「もしもし? 吉竹先輩?」


 私は、自分に言い寄ってくるサークルの先輩に連絡を取った。
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