愛しいひと――く ち な し身代わりの恋(番外編)
ハッと目を覚ますと、梓が心配そうに俺の顔を覗き込んでいた。
「……あ、いや」
身体が汗で濡れているのがわかる。
「うなされてたわよ」
「なんか、寝苦しくて……」
言いながら、胸のあたりを見ると、ちょうど心臓部分に楓が頭を乗せて寝ていた。
「いつの間に……」
悪夢の原因はこれか。
「やっぱり楓もあなたと寝たいのね」
梓がクスリ、と笑った。
「……今、何時?」
「3時よ」
「微妙な時間だな」
俺は、起き上がって、まだ薄暗い部屋を見回し、ある事に気付いた。
「……あ、いや」
身体が汗で濡れているのがわかる。
「うなされてたわよ」
「なんか、寝苦しくて……」
言いながら、胸のあたりを見ると、ちょうど心臓部分に楓が頭を乗せて寝ていた。
「いつの間に……」
悪夢の原因はこれか。
「やっぱり楓もあなたと寝たいのね」
梓がクスリ、と笑った。
「……今、何時?」
「3時よ」
「微妙な時間だな」
俺は、起き上がって、まだ薄暗い部屋を見回し、ある事に気付いた。