🌸さくらのねがい🌸
「ごめんなさい、」と見上げると目の前には背の高い金髪の男子。
上級生…?
「あ、みつけた。」
「え?」
「宮下、みつけた。」
私の顔をしっかりとみてニヤリと笑う男の人。
金髪の人との関わりなんてないと思っていた私。
私は知らないけど、この男の人は私のことを知っている。
「俺はちゃんとわかるよ。宮下、咲桜。」
この人は知っているの?咲希ちゃんのこと。
「アハハ、誰?ってかんじの顔してるね。」
「どうして私の名前……?」
「明日、わかるんじゃない??
金髪の俺じゃーわかんないよねやっぱり」
「名前は?なんですか?」
私がそう問うと、
彼は 「さあ、俺は誰だろーね?明日のお楽しみー」と笑って屋上へと向かって行った。
その笑顔が誰かに似ている様な気がしたけど思い出せなかった。