🌸さくらのねがい🌸



「海斗、おまたせー。」


「帰ろう。この後咲希たちのとこ寄るだろ?」


「うん」





月命日には必ず咲希ちゃんたちの所へ行く。





「海斗、ありがとう。着いてきてくれて。」


「オレも行ってたよ。毎月。」


「うん、ありがとう。家族みたいだよね私たちって。」


「そうだな。」





気づいた時には幼馴染でずっと一緒に居て家族みたい。


どんなときでも居心地が良くてもっと一緒に居たいと欲張ってしまう。


家族みたいな存在から抜け出したいと思うのに言ってしまったらきっともう一緒にはいられないよね。





「前髪、短いほうが可愛いよ。」


「海斗って天然たらしだよねー」


「それなに?サラちゃんにも良く言われてたんだけど。」


「天然でやってるんだからわからないよねー。」


「なんだそれ」と首を傾げて不思議そうにしている。





さらっと女の子が喜ぶようなことを言う。

そして期待してしまう。




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