🌸さくらのねがい🌸

Side 慎



今日の夜は叔父家族と夕食に行く約束をしていた。

車に乗せてもらおうと思い校内をフラフラと歩きながら待っていようと思っていて
教室の前を通ると咲桜がめんどくさそうなことになりそうなところに遭遇した。



小学生のときもそうだった。

海斗が必要以上に優しすぎるから勘違いさせる。女子にモテて。

一緒にいる咲桜がターゲットにされる。女の嫉妬は高学年になるにつれて酷くなる。



咲希は気が強いから、嫉妬深い女達は絡みに行かない。



いつも咲桜がこういうことになっていた。
そしてそれを咲希がいつも追い払っていた。




叔父に
「少しだけ残業するから先帰るかハナに迎えに来てもらって」と連絡が来ていた。



奥さんに迎えに来てもらうのは気が引けてひとりで帰ろうと思っていた時、
咲桜が教室に戻ってきて一緒に帰ろうと思いついて誘った。


嫌そうというか久しぶりあった俺と何を話して帰ればいいのか気まずそうな顔をしている。

どうしても一緒に帰りたかった俺はさっきのことを出汁にて無理矢理一緒に帰った。



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