【BL】お前なんか嫌いだ



「そっか」




うつむく羽玖の表情は見えない

傷付けてばかりで……自分のことばかりで

ほんと嫌になる







「じゃあ翠惺が俺のこと好きって言ってくれるように頑張る」

「は?」

「俺が勝手に頑張るのはいいだろ?」

「え……」








羽玖ってこんな頑固だったっけ

中学の時はクラスメイトの中でも1番仲良かった

たまたま席が隣になったのをきっかけに

よく話すようになって気付けば好きになってた







そして俺が学校でヒートを起こして羽玖に縋るように噛み付かせた





ずっと俺の身勝手に羽玖は振り回されている




それなのに俺が羽玖のこと好きだなんて言えるハズがない



どんだけ自分勝手なんだ












  
< 44 / 49 >

この作品をシェア

pagetop