目立ちたくない地味子ちゃんは、冷徹会長に遊ばれて。
「おい、佐藤。次の小テスト、まさかノー勉じゃないだろうな?」


昼休みのチャイムと同時に、私の机の前に優くんが立った。

学校中が憧れる冷徹な生徒会長。

そして私の、同じクラスの同級生。


「西園寺くん、声が大きいよ……」

「気にするな。佐藤の頭の悪さは今に始まったことじゃない。ほら、俺のノートだ。100回読んで頭に叩き込め」


トゲのある言葉とは裏腹に、差し出されたノートは驚くほど綺麗にまとめられていた。

私だって、一応学年2位なんですけど……!
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