きみが光るたび、淡くなる
グループの雰囲気もよし、と。
絹が泣いた『かも』しれない場面で、メンバー全員が本気で心配していたのを見ると、メンバーかなも心配いらなさそうだ。
「ご飯冷めるよ?」
その中で冷静に指摘する月葵。
「あっやべ!食べよ食べよ」
絹が箸を持ち、もう一度
「いただきます」
と言って肉じゃがに手を伸ばした。
他のメンバーもそれに倣ってからご飯を食べ始める。
「おっうま!」
「ほんとだ。うるやん上手」
大袈裟に反応してくれるこたと、褒めてくれる絹。
月葵はそれを聞いて笑っていたので、なんとなく教えてもらった身としては恥ずかしくなった。
「あっ、てかさうーちゃん
「ん?」
「明日は大丈夫なんだけどさ、俺らバイトあって・・・こたもまだ高校通ってるし・・・」
・・・あ、そうだった。
「あっ、で、でも!夢が叶うなら・・・!高校も、中退・・・」
焦ったようにこたが言うと、すぐに絹がそれを止めた。
「こた、お前あの高校ずっと目指してたろ」
「そ、そう・・・だけど。でも、俺が高校行ってたらレッスンできなくてみんなの足引っ張るかも・・・」
困ったように眉を下げてこちらを見てくるこたに、メンバーがそろりとこちらを見てくる。
「こた、高校行った方がいい。だって、行きたい高校のために頑張ったんだろう?その努力を、自分が裏切ったらだめだよ」
「でも・・・」
言葉を選んで、こたに届いてほしいことを伝える。
「どうにかする方法はあるよ。・・・じゃあ、こうしようか」
すぐにこたが納得するとは思っていないので、ちゃんと案も考えた。
・・・この場で、だからちゃんと芯が通ってるか分からないけど。
私がそう言うと、こたの顔が分かりやすく明るくなった。
「もう部活は引退した?」
「うん。ダンス部だったよ」
「zたあ、先生に来てもらうレッスンは高校が終わったらにしよう。こたが学校の間は、他の四人はバイトか個人練。これでどう?」
メンバー全員を巻き込むことにはなるけど・・・。
「いいじゃんそれ!正直深夜バイトはキツいし、俺はそれでいいと思う!」
こたが考える暇もなく冬貴が賛成する。
「俺もいいと思うな。そもそも俺のバイト先、夜はやってないし。逆にあがたいかも」
続いて月葵も賛成し、逢も頷く。
絹がこたの髪を柔らかく撫でると、こたも頷いた。
「じゃあ・・・そうしてもらっていい・・・かな。その・・・勉強するの、好きで」
「いいことだ」
照れたようにそう言うこたに、絹がすぐ返す。
「シフト変更とかでバイト先になんか言われたら教えて。私が頼みに行く」
「あはは、ありがと」
「ねーうるやん?」
急にまた話題を変えた絹。
少し空気を読めない天然が入っているようだ。
そこもまた愛されるポイントになればいいな・・・。
「なに?」
「ん-、あのさ」
「え・・・ほんとになに」
「昨日俺らがチャットで送った自己紹介読んでないでしょ」
「・・・あ」
そういえば・・・自分で送れとか言ったくせに、まだ見てない。
通知が来てたのは見たけど・・・。
絹が泣いた『かも』しれない場面で、メンバー全員が本気で心配していたのを見ると、メンバーかなも心配いらなさそうだ。
「ご飯冷めるよ?」
その中で冷静に指摘する月葵。
「あっやべ!食べよ食べよ」
絹が箸を持ち、もう一度
「いただきます」
と言って肉じゃがに手を伸ばした。
他のメンバーもそれに倣ってからご飯を食べ始める。
「おっうま!」
「ほんとだ。うるやん上手」
大袈裟に反応してくれるこたと、褒めてくれる絹。
月葵はそれを聞いて笑っていたので、なんとなく教えてもらった身としては恥ずかしくなった。
「あっ、てかさうーちゃん
「ん?」
「明日は大丈夫なんだけどさ、俺らバイトあって・・・こたもまだ高校通ってるし・・・」
・・・あ、そうだった。
「あっ、で、でも!夢が叶うなら・・・!高校も、中退・・・」
焦ったようにこたが言うと、すぐに絹がそれを止めた。
「こた、お前あの高校ずっと目指してたろ」
「そ、そう・・・だけど。でも、俺が高校行ってたらレッスンできなくてみんなの足引っ張るかも・・・」
困ったように眉を下げてこちらを見てくるこたに、メンバーがそろりとこちらを見てくる。
「こた、高校行った方がいい。だって、行きたい高校のために頑張ったんだろう?その努力を、自分が裏切ったらだめだよ」
「でも・・・」
言葉を選んで、こたに届いてほしいことを伝える。
「どうにかする方法はあるよ。・・・じゃあ、こうしようか」
すぐにこたが納得するとは思っていないので、ちゃんと案も考えた。
・・・この場で、だからちゃんと芯が通ってるか分からないけど。
私がそう言うと、こたの顔が分かりやすく明るくなった。
「もう部活は引退した?」
「うん。ダンス部だったよ」
「zたあ、先生に来てもらうレッスンは高校が終わったらにしよう。こたが学校の間は、他の四人はバイトか個人練。これでどう?」
メンバー全員を巻き込むことにはなるけど・・・。
「いいじゃんそれ!正直深夜バイトはキツいし、俺はそれでいいと思う!」
こたが考える暇もなく冬貴が賛成する。
「俺もいいと思うな。そもそも俺のバイト先、夜はやってないし。逆にあがたいかも」
続いて月葵も賛成し、逢も頷く。
絹がこたの髪を柔らかく撫でると、こたも頷いた。
「じゃあ・・・そうしてもらっていい・・・かな。その・・・勉強するの、好きで」
「いいことだ」
照れたようにそう言うこたに、絹がすぐ返す。
「シフト変更とかでバイト先になんか言われたら教えて。私が頼みに行く」
「あはは、ありがと」
「ねーうるやん?」
急にまた話題を変えた絹。
少し空気を読めない天然が入っているようだ。
そこもまた愛されるポイントになればいいな・・・。
「なに?」
「ん-、あのさ」
「え・・・ほんとになに」
「昨日俺らがチャットで送った自己紹介読んでないでしょ」
「・・・あ」
そういえば・・・自分で送れとか言ったくせに、まだ見てない。
通知が来てたのは見たけど・・・。