きみが光るたび、淡くなる
「夢じゃないぞ」
「ふぇ?・・・え、待って嘘。雨瑠ちゃん??」
そう囁くと、月葵はパッと目を開けて慌てたように飛び起き、かぁぁぁっと顔を赤く染めた。
「え・・・お、俺なんか言ってた・・・?」
「ん-?あぁ、言ってたぞ。なんだったかな?」
わざとらしくとぼけると、ホッと胸をなでおろす月葵がいたので、やっぱり悪戯心を抑えられなくなる。
「あぁ、そうだ。『うるちゃん、すき』・・・とか言ってたな?」
どうせ叶わない思いなのだ。これくらい許されるだろう。
そんな軽い気持ちでそう言うと、開き直ったように月葵が、はぁっと息をついた。
「バレちゃった・・・」
髪をかきあげ、ソファーから降りた月葵がグイと顔を寄せてくる。
「え、ちょ、月葵?近いって・・・」
ほんの悪戯心だぞ、怒るなよ・・・!
一応こっちはドキドキさせられてるんだから・・・!
「ねぇ雨瑠ちゃん・・・」
「な、なんだ・・・聞くから離れろ・・・っ」
なんでそんなに色っぽいんだよ。
4歳も年下なのに、光や律よりも色気があるじゃないか・・・。
「俺さ、雨瑠ちゃんのこと好きだよ」
「え・・・あ、あぁ。ありがとう」
「っふふ、わかってるくせに」
見たことがないほど妖艶に微笑む月葵は、私の左足首を見てニコリと笑う。
すごく、作り笑いだと分かる笑みだった。
「アンクレット外しちゃって・・・俺との約束は?俺のこと嫌いになっちゃった?」
「こ、こら月葵。あまりプロデューサーを揶揄うんじゃない・・・っ」
月葵は完全に捕食者の顔をしている。
ここに居ては危険だ。脳内で真っ赤な警報音が鳴り響いた。
ジリジリと後退した分だけ、月葵も近づいてくる。
「今はアイドルとプロデューサーじゃなくて、普通の男女として話そ?」
「な、なんてことを言うんだ・・・!」
絶対的にアイドルが言っていい言葉ではないぞ月葵・・・!
「気づいてないとでも思った?」
「な、なにを・・・」
・・・嫌な予感がするぞ?本当に言わせないほうがいいと思うぞ?
逃げたほうがいんじゃないか・・・⁉
「雨瑠ちゃんさ、俺のこと好きなんでしょ」
「はっ・・・」
まさか。
隠そうと考えた昨日の今日でバレた、だと・・・。
「あは、なんで分かったのって顔してるね。・・・だってね、俺も雨瑠ちゃんのこと好きになっちゃったから」
ここにきて、まさかの花のような優しい微笑み。
そのギャップに、余計頭がこんがらがる。
え、えっと・・・『好き』と言ったか?
どういう意味で・・・?
いや、まさかここで親愛的な意味で言う必要はないだろう。
と、いうことは・・・と考えたところで、ぶわっと顔が熱くなる。
「っれ、恋愛禁止だと言ったはずだ・・・!」
「え、でもしょーがなくない?好きになっちゃったんだもん。そもそもそのルール作ったの雨瑠ちゃんじゃん。撤回しちゃえば?」
「そんな生半可なこと・・・」
ファンを裏切っているようなものだ。月葵が悪者になってしまう。
ファンに愛されるアイドルでいてほしいのに。
少し、期待をしてしまっている自分がいる。
「ふぇ?・・・え、待って嘘。雨瑠ちゃん??」
そう囁くと、月葵はパッと目を開けて慌てたように飛び起き、かぁぁぁっと顔を赤く染めた。
「え・・・お、俺なんか言ってた・・・?」
「ん-?あぁ、言ってたぞ。なんだったかな?」
わざとらしくとぼけると、ホッと胸をなでおろす月葵がいたので、やっぱり悪戯心を抑えられなくなる。
「あぁ、そうだ。『うるちゃん、すき』・・・とか言ってたな?」
どうせ叶わない思いなのだ。これくらい許されるだろう。
そんな軽い気持ちでそう言うと、開き直ったように月葵が、はぁっと息をついた。
「バレちゃった・・・」
髪をかきあげ、ソファーから降りた月葵がグイと顔を寄せてくる。
「え、ちょ、月葵?近いって・・・」
ほんの悪戯心だぞ、怒るなよ・・・!
一応こっちはドキドキさせられてるんだから・・・!
「ねぇ雨瑠ちゃん・・・」
「な、なんだ・・・聞くから離れろ・・・っ」
なんでそんなに色っぽいんだよ。
4歳も年下なのに、光や律よりも色気があるじゃないか・・・。
「俺さ、雨瑠ちゃんのこと好きだよ」
「え・・・あ、あぁ。ありがとう」
「っふふ、わかってるくせに」
見たことがないほど妖艶に微笑む月葵は、私の左足首を見てニコリと笑う。
すごく、作り笑いだと分かる笑みだった。
「アンクレット外しちゃって・・・俺との約束は?俺のこと嫌いになっちゃった?」
「こ、こら月葵。あまりプロデューサーを揶揄うんじゃない・・・っ」
月葵は完全に捕食者の顔をしている。
ここに居ては危険だ。脳内で真っ赤な警報音が鳴り響いた。
ジリジリと後退した分だけ、月葵も近づいてくる。
「今はアイドルとプロデューサーじゃなくて、普通の男女として話そ?」
「な、なんてことを言うんだ・・・!」
絶対的にアイドルが言っていい言葉ではないぞ月葵・・・!
「気づいてないとでも思った?」
「な、なにを・・・」
・・・嫌な予感がするぞ?本当に言わせないほうがいいと思うぞ?
逃げたほうがいんじゃないか・・・⁉
「雨瑠ちゃんさ、俺のこと好きなんでしょ」
「はっ・・・」
まさか。
隠そうと考えた昨日の今日でバレた、だと・・・。
「あは、なんで分かったのって顔してるね。・・・だってね、俺も雨瑠ちゃんのこと好きになっちゃったから」
ここにきて、まさかの花のような優しい微笑み。
そのギャップに、余計頭がこんがらがる。
え、えっと・・・『好き』と言ったか?
どういう意味で・・・?
いや、まさかここで親愛的な意味で言う必要はないだろう。
と、いうことは・・・と考えたところで、ぶわっと顔が熱くなる。
「っれ、恋愛禁止だと言ったはずだ・・・!」
「え、でもしょーがなくない?好きになっちゃったんだもん。そもそもそのルール作ったの雨瑠ちゃんじゃん。撤回しちゃえば?」
「そんな生半可なこと・・・」
ファンを裏切っているようなものだ。月葵が悪者になってしまう。
ファンに愛されるアイドルでいてほしいのに。
少し、期待をしてしまっている自分がいる。