きみが光るたび、淡くなる
「なに、それは俺の気持ちが生半可ってこと?」
途端に不機嫌顔になり、ムスッとこちらを見てくる月葵。
「気づいてないでしょ。雨瑠ちゃんがほかのメンバーと話してるとき、俺ずっと嫉妬してるんだよ」
「気づいてるわけ・・・」
「そうだよね、俺が悪いんだよ。これからはもっと、みんなの前で伝えるようにするね」
・・・え?それはまずくないか?
というか月葵、完全に公表するつもりじゃないか?
もう11年、アイドルとしてやっているはずなのに、それがどれほどの大醜聞か分かっているのか?
「つ、月葵・・・それは駄目だって分かってるだろう?メンバーにも迷惑が掛かるし、月葵もアイドルとしてやっていけなくなるかも・・・」
LUXEONが、月葵がどれだけ本気で夢を追いかけ続けていたかを、私は一番知っている。
一番近くで、見てきたから・・・。
「うん、そうだよね。でも、俺ら両想いなんだよ?」
「りょ、両想いって・・・」
本気で言っていたのか・・・?
いや、でもそれはお互い抱くべきじゃない感情のような。
「だから、雨瑠ちゃんに残された選択肢は2つ。みんなに内緒で付き合うか、公表して付き合うか」
「付き合うこと前提なのか・・・⁉」
「だって俺、5年半片思いしてるし」
いや、5年半って・・・それってつまり出会った時なんだが。
「だったら雨瑠ちゃんは俺を選ぶべきじゃない?これからも俺たちに売れてほしいもんね?」
「いや、それは脅し・・・」
「よし、決定~!これからよろしくね、プロデューサー!・・・あ、アンクレットちゃんとつけてね」
え、恋愛ってこんなに・・・自分の意志が通らないものなのか?
両想いだったら100%付き合うのか・・・?
これは・・・もう諦めたほうがいいのか・・・??
「大丈夫、メンバーにも光さんにも内緒にするから」
いや、正直・・・嬉しい、っちゃ嬉しいんだけど。
でもやっぱり、お互い責任が大きい立場っていうのがなぁ。
「ぜっっっったいに!誰にも言うなよ」
「はぁい。お風呂入って寝るね、おやすみ。・・・大好きだよ」
突然ちゅ、と私の唇に月葵の唇が押し付けられ、笑んだ月葵は立ち上がって奥の部屋に入っていく。
「お、おやすみ・・・」
な、なんでそんなに・・・キス1つで動揺しているんだ。
しかも相手は4歳年下の・・・元はと言えば弟分だぞ・・・!
「お、大人げない・・・」
思わずそう呟き、力の入らない脚で無理矢理立ち上がる。
そのままフラフラと部屋を出て、私は火照った顔を両手で覆った。
途端に不機嫌顔になり、ムスッとこちらを見てくる月葵。
「気づいてないでしょ。雨瑠ちゃんがほかのメンバーと話してるとき、俺ずっと嫉妬してるんだよ」
「気づいてるわけ・・・」
「そうだよね、俺が悪いんだよ。これからはもっと、みんなの前で伝えるようにするね」
・・・え?それはまずくないか?
というか月葵、完全に公表するつもりじゃないか?
もう11年、アイドルとしてやっているはずなのに、それがどれほどの大醜聞か分かっているのか?
「つ、月葵・・・それは駄目だって分かってるだろう?メンバーにも迷惑が掛かるし、月葵もアイドルとしてやっていけなくなるかも・・・」
LUXEONが、月葵がどれだけ本気で夢を追いかけ続けていたかを、私は一番知っている。
一番近くで、見てきたから・・・。
「うん、そうだよね。でも、俺ら両想いなんだよ?」
「りょ、両想いって・・・」
本気で言っていたのか・・・?
いや、でもそれはお互い抱くべきじゃない感情のような。
「だから、雨瑠ちゃんに残された選択肢は2つ。みんなに内緒で付き合うか、公表して付き合うか」
「付き合うこと前提なのか・・・⁉」
「だって俺、5年半片思いしてるし」
いや、5年半って・・・それってつまり出会った時なんだが。
「だったら雨瑠ちゃんは俺を選ぶべきじゃない?これからも俺たちに売れてほしいもんね?」
「いや、それは脅し・・・」
「よし、決定~!これからよろしくね、プロデューサー!・・・あ、アンクレットちゃんとつけてね」
え、恋愛ってこんなに・・・自分の意志が通らないものなのか?
両想いだったら100%付き合うのか・・・?
これは・・・もう諦めたほうがいいのか・・・??
「大丈夫、メンバーにも光さんにも内緒にするから」
いや、正直・・・嬉しい、っちゃ嬉しいんだけど。
でもやっぱり、お互い責任が大きい立場っていうのがなぁ。
「ぜっっっったいに!誰にも言うなよ」
「はぁい。お風呂入って寝るね、おやすみ。・・・大好きだよ」
突然ちゅ、と私の唇に月葵の唇が押し付けられ、笑んだ月葵は立ち上がって奥の部屋に入っていく。
「お、おやすみ・・・」
な、なんでそんなに・・・キス1つで動揺しているんだ。
しかも相手は4歳年下の・・・元はと言えば弟分だぞ・・・!
「お、大人げない・・・」
思わずそう呟き、力の入らない脚で無理矢理立ち上がる。
そのままフラフラと部屋を出て、私は火照った顔を両手で覆った。