きみが光るたび、淡くなる

未来へ

日本を代表するアイドル・『LUXEON』の16年後。

「このライブをもちまして。・・・僕たちLUXEONは、解散します!」
LUXEON最後の全国ツアー、最終公演。
元々解散が発表されていたこのライブは、チケット応募倍率が7倍で、即日完売だった。
もう、最年長の冬貴と逢は42歳になり、最年少のこたも40歳。
もう大人びているものの、メンバーやファンから愛される末っ子は健在だ。
デビューから21年。
私がLUXEONと出会ってから、22年と。
LUXEONが結成されてから、27年。

『LUXEON』という大きな大きな物語に幕が閉じられた。

冬貴、月葵、逢は、自身が持つレギュラー番組に引き続き出演し、個人でさまざまな活動をしていく。
こたは、その頭脳を生かし、クイズ番組などを中心に、個人で活動をしていく。
絹は、その歌唱力を生かし、ソロの歌い手としてデビューを果たした。

5人全員が違う道を歩んでいく。
でも、やっぱりLUXEONはお互いのことが大好きで。

「帰ってきたー!って感じ!」
5人・・・いや、私含め6人は、変わらずあのアパートに住むことにした。
あの時冬貴にもらった指輪は誰1人外すことなく、全員の心に、常にLUXEONは在り続けて。

「明日からも頑張るぞー!」
「あれ、月葵ってさ・・・」
「ん-、再来年かなぁ」
「それくらいが妥当だよな」
いろんな出来事があったものの、LUXEONはいつも一緒で、仲良しで、かたい絆で繋がっている。
Lumenの愛するLUXEONは、永遠に消えない。
ずっとずっと、LUXEONは誰かの心に存在し、火を灯し続けるのだ。
「やっぱり、こういう時に思い出すのはデビュー曲だよなぁ」
LUXEONのデビュー曲。お互いへの感謝や、未来への希望を歌った『LUMINA CHORD』。
今でも愛されるその曲は、リーダーである冬貴のバラードで終わりを迎える。

『こんなに広い世界で たくさんの人の中で 君に出逢えた
 それだけでもう 充分なんです 
 僕の心に 君が在り続ける それが言い表せないほど 幸せだから』
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