初恋が君に届くまで
昼休みを終えて仕事に戻ると、しばらくして丈に呼ばれる。
「渡辺さん、少しいいかな」
「はい、今行きます」
丈のデスクに行くと、パソコンの画面にはいくつものウインドウが立ち上がっていた。
「このグラフやデータから簡単に何種類もの資料が自動で作成できるようにシステムを構築する。フィラートの決算報告が、これまでどんな形をとってきたのかを知りたい」
「かしこまりました。過去のものをすぐにご用意しますね」
「頼む。機密事項だから、数値はダミーで構わない」
「承知しました」
そう答えて席に戻ろうとすると、友美がなにやら真剣にジェスチャーを送ってきた。
どうやらランチに誘えと言いたいらしい。
つむぎはもう一度丈を振り返る。
「綾瀬さん」
「ん、なに」
「ご迷惑でなければ、私の同期と3人でランチに行きませんか?」
すると丈はパソコンから顔を上げて、つむぎを見た。
「君と同期の子と3人でランチ?」
「はい。無理にとは申しませんが……」
「いや、行かせてもらうよ」
「本当ですか? ありがとうございます。いつでも構いませんので、お時間ある時にでも」
「わかった。それなら明日でもいいかな?」
「はい、大丈夫です。ありがとうございます」
デスクに戻って友美に伝えると、でかした!と友美は親指を立ててみせた。
「渡辺さん、少しいいかな」
「はい、今行きます」
丈のデスクに行くと、パソコンの画面にはいくつものウインドウが立ち上がっていた。
「このグラフやデータから簡単に何種類もの資料が自動で作成できるようにシステムを構築する。フィラートの決算報告が、これまでどんな形をとってきたのかを知りたい」
「かしこまりました。過去のものをすぐにご用意しますね」
「頼む。機密事項だから、数値はダミーで構わない」
「承知しました」
そう答えて席に戻ろうとすると、友美がなにやら真剣にジェスチャーを送ってきた。
どうやらランチに誘えと言いたいらしい。
つむぎはもう一度丈を振り返る。
「綾瀬さん」
「ん、なに」
「ご迷惑でなければ、私の同期と3人でランチに行きませんか?」
すると丈はパソコンから顔を上げて、つむぎを見た。
「君と同期の子と3人でランチ?」
「はい。無理にとは申しませんが……」
「いや、行かせてもらうよ」
「本当ですか? ありがとうございます。いつでも構いませんので、お時間ある時にでも」
「わかった。それなら明日でもいいかな?」
「はい、大丈夫です。ありがとうございます」
デスクに戻って友美に伝えると、でかした!と友美は親指を立ててみせた。