マッチングアプリに偏見を持つ女による2週間の奮闘記録


だけど帰宅して日記を書こうとしても、思い出せないのだ。
楽しかった、爆笑したはずなのに、なんの話をしたのかは覚えていない。


私ばかりが話していたわけでもなく、むしろ向こうのほうが話していたはずなのに、この男がどんな人だったかを思い出すと謎に求婚された、以外のすべてが謎なのだ。


すんごい面白い、明るいのに、ふとした瞬間暗い時があったような気もする。

じゃあその明るさは、無理をしているの?営業用?っていうかなんの仕事してたんだろう、聞いてもないや。


自分の性格、趣味、家族、どう生きてきたか、何を考えているのかが、何もわからない。電話もして、会ったのにも関わらず、相手のことが何もわからないっていう感覚が初めてすぎて怖かった。

たぶん、殺されるとしたら、こういう人になんだろうな、っていう直感。
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