返事も溺愛もキスのあとで
「鷹哉さん背が高いから、撮ってもらっていい?」
「勿論だ」
俺は右手で雛子のスマホを持つと、彼女の左肩にそっと手を添える。僅かに彼女の身体が小さく跳ねた気がしたが、今はそれどころではない。
(初めての恋人との、いや、雛子とのツーショット写真)
(絶対に目を瞑らないようにしなければ……)
俺はスマホを自分たちに向ける。そして風鈴が映るように調整すると、雛子に声をかけた。
「撮るぞ」
パシャリとシャッター音が鳴って、俺たちは小さな画面をのぞき込む。
そこには少しはにかむような顔をした彼女と幸せそうに微笑む自分が写っていた。
「ありがとう、綺麗に撮れてるね」
「あとで俺にも送ってくれないか?」
「いま、送る」
すぐに俺のスマホのLINEに写真が届く。
俺は思わずふっと口元を緩めた。
(俺は雛子の前で、こんな顔をしてるんだな)
自分でも照れてしまうほどに、雛子の横にいる俺は目じりが下がり、とても幸せそうだ。
(本当に、幸せすぎてどうにかなりそうだ)
こんなに幸せでいいのだろうか。
雛子がいればもう何も欲しいものなどない。
ずっと一緒にいたい。
俺の望みはただそれだけだ。
「鷹哉さん、お願いごと書きに行こう」
子供のようにはしゃぐ彼女に腕を引かれながら、俺は彼女との未来を夢見ていた。
「勿論だ」
俺は右手で雛子のスマホを持つと、彼女の左肩にそっと手を添える。僅かに彼女の身体が小さく跳ねた気がしたが、今はそれどころではない。
(初めての恋人との、いや、雛子とのツーショット写真)
(絶対に目を瞑らないようにしなければ……)
俺はスマホを自分たちに向ける。そして風鈴が映るように調整すると、雛子に声をかけた。
「撮るぞ」
パシャリとシャッター音が鳴って、俺たちは小さな画面をのぞき込む。
そこには少しはにかむような顔をした彼女と幸せそうに微笑む自分が写っていた。
「ありがとう、綺麗に撮れてるね」
「あとで俺にも送ってくれないか?」
「いま、送る」
すぐに俺のスマホのLINEに写真が届く。
俺は思わずふっと口元を緩めた。
(俺は雛子の前で、こんな顔をしてるんだな)
自分でも照れてしまうほどに、雛子の横にいる俺は目じりが下がり、とても幸せそうだ。
(本当に、幸せすぎてどうにかなりそうだ)
こんなに幸せでいいのだろうか。
雛子がいればもう何も欲しいものなどない。
ずっと一緒にいたい。
俺の望みはただそれだけだ。
「鷹哉さん、お願いごと書きに行こう」
子供のようにはしゃぐ彼女に腕を引かれながら、俺は彼女との未来を夢見ていた。