返事も溺愛もキスのあとで
「あ~。なんだよ~聞いちゃったんだ? 見ての通りだよ。実はずっと由羅のこと可愛いなぁって思ってて三か月前から付き合ってるんだよね」
「ごめんさぁい、雛子先輩の彼氏って知ってたんですけど~好きって気持ちが止められなくて~」
「由羅は悪くないよ。雛子と違って甘え上手で超絶可愛すぎるから仕方ないじゃん」
「もう~守~」
姫原さんが私に見せつけるように守の肘に両手で捕まると豊かな胸を押し当てている。
(信じられない……)
(この二人、どうかしてる……!)
「ってことだから、もう雛子とは別れたけど、引き続き便利屋ポジションとして宜し
く。僕のご飯と掃除やってくれたら、これまで通りあの部屋住んでいいし」
悪びれもせず、半笑いの守に怒りがふつふつと湧いてきて今にも爆発しそうだ。
「あの部屋って私が家賃払ってるよね! 出てくならそっちでしょ」
「嫌だね、そんなに嫌なら雛子が出てけば~?って実家もないんだから、どこも行くとこないでしょ。便利屋として引き続き一緒に住んであげるって言ってるんだから、ありがたく思ってよね」
私は二年間、守の何を見てたんだろう。
どこに惹かれてたんだろうか。
なんで守の本質を見抜けなかったんだろうか。
自分の愚かさと男の見る目のなさに愕然とする。
「ごめんさぁい、雛子先輩の彼氏って知ってたんですけど~好きって気持ちが止められなくて~」
「由羅は悪くないよ。雛子と違って甘え上手で超絶可愛すぎるから仕方ないじゃん」
「もう~守~」
姫原さんが私に見せつけるように守の肘に両手で捕まると豊かな胸を押し当てている。
(信じられない……)
(この二人、どうかしてる……!)
「ってことだから、もう雛子とは別れたけど、引き続き便利屋ポジションとして宜し
く。僕のご飯と掃除やってくれたら、これまで通りあの部屋住んでいいし」
悪びれもせず、半笑いの守に怒りがふつふつと湧いてきて今にも爆発しそうだ。
「あの部屋って私が家賃払ってるよね! 出てくならそっちでしょ」
「嫌だね、そんなに嫌なら雛子が出てけば~?って実家もないんだから、どこも行くとこないでしょ。便利屋として引き続き一緒に住んであげるって言ってるんだから、ありがたく思ってよね」
私は二年間、守の何を見てたんだろう。
どこに惹かれてたんだろうか。
なんで守の本質を見抜けなかったんだろうか。
自分の愚かさと男の見る目のなさに愕然とする。