返事も溺愛もキスのあとで
※
(な、なんだよ……)
雪瀬室長は僕を会議室に連れ込むと、すぐに僕を見下ろす。
「雪瀬室長、朝から何の、ご用ですか?」
「今は職位はつけなくていい。ひとりの男として話がしたい」
「え? えっとそれは敬語じゃなくていいってことですか?」
「ああ。そうだ。その代わり俺も遠慮はしない」
「了解っす」
「……」
言われるがままに、タメ語を使ったが室長は黙って僕を冷たい目で見下ろしている。
全く訳がわからない。
だが、引越しの件といい散々コケにされたんだ。敬語を使わなくていいなら、この際、言いたいことを言ってやるまでだ。
「じゃあ、早速。雪瀬はこの僕に何の用?」
そう言葉にして、なんだか笑ってしまう。
(なんかいいな。雪瀬呼び)
目の前の彼は眉ひとつ動かないまま、静かに口を開く。
「これでも精一杯堪えてるんだ。俺がなぜお前を呼び出したか本当にわからないのか?」
僕は鼻を鳴らした。
「わかんないなぁ、雪瀬、説明してくれよ」
「そうか」
室長は僕に向かって距離を詰める。
(ん?)
(な、なんだよ……)
雪瀬室長は僕を会議室に連れ込むと、すぐに僕を見下ろす。
「雪瀬室長、朝から何の、ご用ですか?」
「今は職位はつけなくていい。ひとりの男として話がしたい」
「え? えっとそれは敬語じゃなくていいってことですか?」
「ああ。そうだ。その代わり俺も遠慮はしない」
「了解っす」
「……」
言われるがままに、タメ語を使ったが室長は黙って僕を冷たい目で見下ろしている。
全く訳がわからない。
だが、引越しの件といい散々コケにされたんだ。敬語を使わなくていいなら、この際、言いたいことを言ってやるまでだ。
「じゃあ、早速。雪瀬はこの僕に何の用?」
そう言葉にして、なんだか笑ってしまう。
(なんかいいな。雪瀬呼び)
目の前の彼は眉ひとつ動かないまま、静かに口を開く。
「これでも精一杯堪えてるんだ。俺がなぜお前を呼び出したか本当にわからないのか?」
僕は鼻を鳴らした。
「わかんないなぁ、雪瀬、説明してくれよ」
「そうか」
室長は僕に向かって距離を詰める。
(ん?)