返事も溺愛もキスのあとで
「雛子の企画は一位通過だ。統括部長の評価も良かったから本会議も楽しみだな」

「まだ一位通過なんて信じられないけど」

「上位五位までを選んだのは俺だが、本会議にむけて順位をつけたのは統括部長だ。大いに自信をもってくれ」

「うん……」

「ということで、まずはマッサージからな」

鷹哉さんの手がするりと腰に触れると、彼の足の間に引き寄せられる。

裸で後ろから抱っこされたような状態から、彼が首元をマッサージしていく。

「このあたりか?」

耳元で囁かれて身体が跳ねる。

「……あ、の……」

「凝ってるな」

ゆっくり肩を指で押しながら、肩甲骨へと移動していく。

「リラックスしててくれ」

私はぶんぶんと首を振る。

「だめ、全然っ、リラックスできないよ」

「確かに真っ赤だな」

そのまま首筋にキスを落とされて、私のか弱い悲鳴が浴室に響いた。

そっと顔だけ振り返れば、彼の欲を秘めた目と目があって、すぐに甘くて深いキスが繰り返される。
 
「ンン……ッ……っ」

彼の指先がいつのまにか足の間に入り込み、敏感な部分を上下する。

「悪い子だな……もう濡れてる」

「鷹哉……さ、……ダメっ」

身を捩るたびに水面が揺れて、恥ずかしい声は天井から跳ね返る。

「もう……っ」

「いいよ」

私は大きく身体を震わせると、目の前が真っ白になってそのまま彼に身を委ねた。
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