返事も溺愛もキスのあとで
※
瞬く間に、穏やかで優しさにあふれた日々が一か月ほど過ぎた。
鷹哉さんと一緒の出社にも慣れて、いつも通り二人並んで三日月製菓子コーポレーションのエントランスを潜り、エレベーターホールへ向かう。
「どうしよう。緊張する……今更なにしてもしょうがないんだけど……」
「午前中に統括部長が来るから、その時、発表されるだろう」
そう、今日はいよいよ新商品企画の結果が発表される日なのだ。
昨晩はあまり眠れず、今日は早起きをしてしまった。
「俺もどの企画が選ばれたのかわからないが、でもいい予感がしてるんだ」
彼が形の良い唇を持ち上げて微笑む。
「いい結果になることを願ってる」
「うん」
私は彼の微笑みに頷く。
そしてエレベーターで五階にたどり着くと、オフィスへと向かっていく。
(ん?)
今日は扉を開ける前から、なんだか騒がしい。
挨拶をしながら扉を開けた私たちはすぐに二人そろって、目を見開いた。
「おぉ、室長、舞川さん~、お先だぜぇい!」
「えっと……石垣、さん?」
守は椅子に腰かけていて、なぜかギターを抱えている。
「愛のメロディースーパーラブ、聴いてください」
(?!)
瞬く間に、穏やかで優しさにあふれた日々が一か月ほど過ぎた。
鷹哉さんと一緒の出社にも慣れて、いつも通り二人並んで三日月製菓子コーポレーションのエントランスを潜り、エレベーターホールへ向かう。
「どうしよう。緊張する……今更なにしてもしょうがないんだけど……」
「午前中に統括部長が来るから、その時、発表されるだろう」
そう、今日はいよいよ新商品企画の結果が発表される日なのだ。
昨晩はあまり眠れず、今日は早起きをしてしまった。
「俺もどの企画が選ばれたのかわからないが、でもいい予感がしてるんだ」
彼が形の良い唇を持ち上げて微笑む。
「いい結果になることを願ってる」
「うん」
私は彼の微笑みに頷く。
そしてエレベーターで五階にたどり着くと、オフィスへと向かっていく。
(ん?)
今日は扉を開ける前から、なんだか騒がしい。
挨拶をしながら扉を開けた私たちはすぐに二人そろって、目を見開いた。
「おぉ、室長、舞川さん~、お先だぜぇい!」
「えっと……石垣、さん?」
守は椅子に腰かけていて、なぜかギターを抱えている。
「愛のメロディースーパーラブ、聴いてください」
(?!)