返事も溺愛もキスのあとで
「♪ラブ~、愛しの由羅~、ずっとこのまま~一緒にエンドレス~、やがて子供と手を繋ぎぃ~幸せ~な日々をどこまでも~、イェイ! おまいらカモン!」
野次も混ざって、オフィス内が異様な盛り上がりを見せる。ギターの音に合わせて手拍子がさらに大きくなって、守が悦に入っていく。
「ちょっとやめて! 守いい加減にして! キモイ!!!」
騒ぐ由羅を気にせず、守は最後まで歌いきると髪をかき上げた。そして由羅に跪いた。
「姫原由羅さん、結婚してください」
「嫌よ! 何言ってんの?! 勝手に決めないでよ!」
「はは、相変わらず恥ずかしがり屋さんなんだから」
守はそのまま由羅を強引に抱きしめると、チュッとリップ音を立てて頬にキスを落とした。
「ひ……ぃ、キモい……っ」
「由羅のキモいは愛してる♡だよね」
守は大きく両手を広げると、大きな声で叫んだ。
「イェーイ!!! プロポーズ大成功~!!!!」
拍手と歓声に包まれて、守がこちらに向かってピースサインをする。
私と鷹哉さんも拍手をしてお祝いの気持ちを表わす。
「じゃあ、石垣、早速営業行ってきます。ちなみに直帰でぇす!」
そう言うとギターを机に置き、守はビジネスバッグを持って営業に出かけていく。
(朝からすごいもの見せられたな……)
同じことを思ってるのだろう。鷹哉さんが呆れたような顔をしてため息を吐きだした。
残された姫原さんは暫くの間、机で肩を震わせ顔を真っ赤にして俯いていたが、パソコンの電源を入れると、キーボードをたたき始める。
「実にめでたい」
彼が含みのある笑みを浮かべていて、私も口元が少し緩む。
「えっと、良かったよね」
「ああ、お似合いだ」
私たちは顔を見合わせながら、微笑み合った。
野次も混ざって、オフィス内が異様な盛り上がりを見せる。ギターの音に合わせて手拍子がさらに大きくなって、守が悦に入っていく。
「ちょっとやめて! 守いい加減にして! キモイ!!!」
騒ぐ由羅を気にせず、守は最後まで歌いきると髪をかき上げた。そして由羅に跪いた。
「姫原由羅さん、結婚してください」
「嫌よ! 何言ってんの?! 勝手に決めないでよ!」
「はは、相変わらず恥ずかしがり屋さんなんだから」
守はそのまま由羅を強引に抱きしめると、チュッとリップ音を立てて頬にキスを落とした。
「ひ……ぃ、キモい……っ」
「由羅のキモいは愛してる♡だよね」
守は大きく両手を広げると、大きな声で叫んだ。
「イェーイ!!! プロポーズ大成功~!!!!」
拍手と歓声に包まれて、守がこちらに向かってピースサインをする。
私と鷹哉さんも拍手をしてお祝いの気持ちを表わす。
「じゃあ、石垣、早速営業行ってきます。ちなみに直帰でぇす!」
そう言うとギターを机に置き、守はビジネスバッグを持って営業に出かけていく。
(朝からすごいもの見せられたな……)
同じことを思ってるのだろう。鷹哉さんが呆れたような顔をしてため息を吐きだした。
残された姫原さんは暫くの間、机で肩を震わせ顔を真っ赤にして俯いていたが、パソコンの電源を入れると、キーボードをたたき始める。
「実にめでたい」
彼が含みのある笑みを浮かべていて、私も口元が少し緩む。
「えっと、良かったよね」
「ああ、お似合いだ」
私たちは顔を見合わせながら、微笑み合った。