返事も溺愛もキスのあとで
そして二人でぱくんとチョコレートの卵を食べると、中からでてきた水色のプラスチックの容器をそっと開ける。
「きゃあ!」
「どうした?」
「当たった!! ヒヨコだぁ」
可愛らしいヒヨコがお尻をツンと上げてこちらを見上げている。
「可愛い〜」
「雛子のが可愛い」
「……もう、恥ずかしいよ」
「二人きりの時くらいいいだろう? ダメなのか?」
「ダメ……じゃないけど……」
私の言葉に彼が口角をあげながら、手に持っていたプラスチック容器を開ける。
「さて、こっちはどうかな」
「あぁ……っ、当たりますように!」
私は神頼みするように両手を合わせて祈る。
彼の笑う声が聞こえるが、どうしても欲しい。
(お願い──鷹哉さんがいい!)
パカッと音がしてぎゅっと目を瞑ったまま、彼の反応を待つ。
「……なるほど」
彼の静かな声に落胆する。
(ああ、ダメだったか……)
そしてため息を小さく吐いてから、目を開けようとした時、ぐっと彼に引き寄せられた。
「……ンっ」
そのまま彼に唇を塞がれて、口内が甘いチョコレートで満たされる。
(え……なに?)
(……キス、されて……)
「ンン……」
「だいぶキスも慣れてきたな」
「……ふ……ンッ……」
繰り返されるキスに呼吸がだんだん苦しくなって、彼の胸をトンと押せばようやく唇が離された。
「はい、雛子」
「……えっ」
彼が長い綺麗な指でつまんでこちらに見せているのは、私が一番欲しかった鷹のマスコットだった。
「きゃあ!」
「どうした?」
「当たった!! ヒヨコだぁ」
可愛らしいヒヨコがお尻をツンと上げてこちらを見上げている。
「可愛い〜」
「雛子のが可愛い」
「……もう、恥ずかしいよ」
「二人きりの時くらいいいだろう? ダメなのか?」
「ダメ……じゃないけど……」
私の言葉に彼が口角をあげながら、手に持っていたプラスチック容器を開ける。
「さて、こっちはどうかな」
「あぁ……っ、当たりますように!」
私は神頼みするように両手を合わせて祈る。
彼の笑う声が聞こえるが、どうしても欲しい。
(お願い──鷹哉さんがいい!)
パカッと音がしてぎゅっと目を瞑ったまま、彼の反応を待つ。
「……なるほど」
彼の静かな声に落胆する。
(ああ、ダメだったか……)
そしてため息を小さく吐いてから、目を開けようとした時、ぐっと彼に引き寄せられた。
「……ンっ」
そのまま彼に唇を塞がれて、口内が甘いチョコレートで満たされる。
(え……なに?)
(……キス、されて……)
「ンン……」
「だいぶキスも慣れてきたな」
「……ふ……ンッ……」
繰り返されるキスに呼吸がだんだん苦しくなって、彼の胸をトンと押せばようやく唇が離された。
「はい、雛子」
「……えっ」
彼が長い綺麗な指でつまんでこちらに見せているのは、私が一番欲しかった鷹のマスコットだった。