返事も溺愛もキスのあとで
※※
──翌朝。
(んー、頭いたぁい……)
まだ夢と現実の境目にいる状態だが、頭痛が酷い。ゴロンと寝返りを打てば、ズキンとこめかみが痛む。
「飲みすぎたー……」
そしてふと素朴な疑問が浮かぶ。
(あれ、昨日……雪瀬室長と飲んでて……どうしたっけ?)
ぼんやりと思い出そうとするが、夢なのか現実なのかまだおぼろげだ。
(えぇっと……守がそもそも浮気してて……飲み行って……室長の家に行って……好きだって言われて……)
(ん?)
(んんん? 好き?)
(いやいや……)
「あれは夢……だよね? にしてはリアルだったな……」
私は瞼を手の甲で擦ると、ようやく両の瞳をこじ開ける。
そしてその瞬間、驚愕する。
「えぇっ!!!!!!」
見慣れない高い天井に、おしゃれなブラウンのカーテン、広すぎるベッドから漂う自分が使っているものとは違う柔軟剤の香り。
(待って……夢じゃない……?!)
慌てて起き上がったと同時に、寝室の扉が開く。
「雛子、起きたのか?」
「きゃあああ」
──翌朝。
(んー、頭いたぁい……)
まだ夢と現実の境目にいる状態だが、頭痛が酷い。ゴロンと寝返りを打てば、ズキンとこめかみが痛む。
「飲みすぎたー……」
そしてふと素朴な疑問が浮かぶ。
(あれ、昨日……雪瀬室長と飲んでて……どうしたっけ?)
ぼんやりと思い出そうとするが、夢なのか現実なのかまだおぼろげだ。
(えぇっと……守がそもそも浮気してて……飲み行って……室長の家に行って……好きだって言われて……)
(ん?)
(んんん? 好き?)
(いやいや……)
「あれは夢……だよね? にしてはリアルだったな……」
私は瞼を手の甲で擦ると、ようやく両の瞳をこじ開ける。
そしてその瞬間、驚愕する。
「えぇっ!!!!!!」
見慣れない高い天井に、おしゃれなブラウンのカーテン、広すぎるベッドから漂う自分が使っているものとは違う柔軟剤の香り。
(待って……夢じゃない……?!)
慌てて起き上がったと同時に、寝室の扉が開く。
「雛子、起きたのか?」
「きゃあああ」