返事も溺愛もキスのあとで
※
「ねぇー守~お腹減ったぁ。なんか買ってきてよ」
「え……、僕が? ランチのとき、夜は由羅がオムライス作ってくれるって言ったじゃん?」
「そんなこと言ったっけ? 忘れちゃった~、それにこのネイル高かったんだよぉ。傷ついたりはがれたりしたらやだもん」
僕が、便利屋雛子と別れて丸一日。
雛子が出ていったこともあり、由羅は僕の家にそのまま泊まっている。
ホテル代を使うことなく、可愛く甘え上手な由羅とのセックスは最高で、改めて雛子を捨てたことが大正解だったと思っている僕だが、ひとつ問題なのは、由羅は料理及び家事を全くする気がないこと。
今日は朝から、由羅のためにコンビニに朝食と指定の化粧水や洗顔を買いに行き、昼は駅前のおしゃれだが、腹にたまらない癖に無駄に2280円もするランチを奢らされ、夜こそ簡単なものでいいから作って欲しいと言ったにも関わらず、このありさまだ。
(由羅は可愛いけど、予想以上にお金がかかりそうだよな……)
そもそも家に洋服を取りに帰るのが面倒だと言って、駅前の百貨店で高いワンピースを二着も買わされている。
(今日だけで五万とか……ありえないだろ)
思わずため息をこぼしそうになって、なんとか堪える。
(可愛い彼女の前では余裕のある、カッコいい僕でいたい)
「ねぇー守~お腹減ったぁ。なんか買ってきてよ」
「え……、僕が? ランチのとき、夜は由羅がオムライス作ってくれるって言ったじゃん?」
「そんなこと言ったっけ? 忘れちゃった~、それにこのネイル高かったんだよぉ。傷ついたりはがれたりしたらやだもん」
僕が、便利屋雛子と別れて丸一日。
雛子が出ていったこともあり、由羅は僕の家にそのまま泊まっている。
ホテル代を使うことなく、可愛く甘え上手な由羅とのセックスは最高で、改めて雛子を捨てたことが大正解だったと思っている僕だが、ひとつ問題なのは、由羅は料理及び家事を全くする気がないこと。
今日は朝から、由羅のためにコンビニに朝食と指定の化粧水や洗顔を買いに行き、昼は駅前のおしゃれだが、腹にたまらない癖に無駄に2280円もするランチを奢らされ、夜こそ簡単なものでいいから作って欲しいと言ったにも関わらず、このありさまだ。
(由羅は可愛いけど、予想以上にお金がかかりそうだよな……)
そもそも家に洋服を取りに帰るのが面倒だと言って、駅前の百貨店で高いワンピースを二着も買わされている。
(今日だけで五万とか……ありえないだろ)
思わずため息をこぼしそうになって、なんとか堪える。
(可愛い彼女の前では余裕のある、カッコいい僕でいたい)