返事も溺愛もキスのあとで
ジャケットを脱ぎ、ネクタイを外した室長が戻ってくると、向かい合って「いただきます」をしてから、私たちは夕食を始める。
雪瀬室長が迷わず一番に口に入れたのは、勿論コロッケだ。
「うまいっ!」
「ほんとですか、良かったです」
「これはうまいっ! うまい! なんだこれは……っ、うますぎる!」
うまいという言葉を連発する雪瀬室長に、私は某鬼狩りが出てくる少年漫画を思い出して、クスっと笑う。
「……す、すまない。本当に大人げないな」
「いえ、おいしそうに食べてくれるので嬉しいです」
「いや雛子の食事は本当に全部うまい。それに今日は帰ってきて雛子が家にいて、食事を作ってくれるなんて夢みたいだ」
「えっと……一緒に住んでますから……」
「ああ。幸せだな」
彼はそう呟くと、あっという間にコロッケ三個とご飯を平らげる。
「おかわりありますよ」
「頂いてもいいか、あ、俺がよそう」
私が立ち上がるよりも先に炊飯器から二杯目のご飯をよそうと、彼は大皿の上のコロッケを二つお皿に乗せる。
「雪瀬室長って見た目に寄らず、たくさん食べてくれるので嬉しいです」
そういった途端、雪瀬室長の食べる手がピタリと止まる。
雪瀬室長が迷わず一番に口に入れたのは、勿論コロッケだ。
「うまいっ!」
「ほんとですか、良かったです」
「これはうまいっ! うまい! なんだこれは……っ、うますぎる!」
うまいという言葉を連発する雪瀬室長に、私は某鬼狩りが出てくる少年漫画を思い出して、クスっと笑う。
「……す、すまない。本当に大人げないな」
「いえ、おいしそうに食べてくれるので嬉しいです」
「いや雛子の食事は本当に全部うまい。それに今日は帰ってきて雛子が家にいて、食事を作ってくれるなんて夢みたいだ」
「えっと……一緒に住んでますから……」
「ああ。幸せだな」
彼はそう呟くと、あっという間にコロッケ三個とご飯を平らげる。
「おかわりありますよ」
「頂いてもいいか、あ、俺がよそう」
私が立ち上がるよりも先に炊飯器から二杯目のご飯をよそうと、彼は大皿の上のコロッケを二つお皿に乗せる。
「雪瀬室長って見た目に寄らず、たくさん食べてくれるので嬉しいです」
そういった途端、雪瀬室長の食べる手がピタリと止まる。