返事も溺愛もキスのあとで
今回の納涼会の幹事は守だったはずだ。そして思いっきり『参加』で社内メールで返信したことも思い出す。
(はぁ……仕事おわったあとも気まずい。夜、家に帰ったらちゃんと話して仲直りできるといいな)
元はといえば守からカレーが食べたいと聞いていたのに、企画に夢中になって残業した挙句、ジャガイモを買い忘れると言う失態をしたのは私だ。
ここは素直に謝ろう。
喧嘩が長引いていいことなど一つもない。
「舞川さんも行くんだろう?」
「はい。室長も行かれるんですか?」
「ああ。一応顔だけだしてすぐ帰るつもりだ」
「珍しいですね」
「まぁ、たまにはな」
その時、事務所の扉が開くと、守が女性社員と一緒に事務所に入ってくる。守の隣にいる彼女を見た私は朝から頭が痛くなった。
「おはようございます」
「おはようございまぁす」
雪瀬室長が「おはよう」と返すと二人はこちらにやってくる。
守は私を完全に無視して通り過ぎていき、派手な女性の方は私の隣にある自分の席に着席する。
「雛子先輩、おはようございまぁす」
「姫原さん、おはよう」
そして彼女が私の方に顔を近づける。
(はぁ……仕事おわったあとも気まずい。夜、家に帰ったらちゃんと話して仲直りできるといいな)
元はといえば守からカレーが食べたいと聞いていたのに、企画に夢中になって残業した挙句、ジャガイモを買い忘れると言う失態をしたのは私だ。
ここは素直に謝ろう。
喧嘩が長引いていいことなど一つもない。
「舞川さんも行くんだろう?」
「はい。室長も行かれるんですか?」
「ああ。一応顔だけだしてすぐ帰るつもりだ」
「珍しいですね」
「まぁ、たまにはな」
その時、事務所の扉が開くと、守が女性社員と一緒に事務所に入ってくる。守の隣にいる彼女を見た私は朝から頭が痛くなった。
「おはようございます」
「おはようございまぁす」
雪瀬室長が「おはよう」と返すと二人はこちらにやってくる。
守は私を完全に無視して通り過ぎていき、派手な女性の方は私の隣にある自分の席に着席する。
「雛子先輩、おはようございまぁす」
「姫原さん、おはよう」
そして彼女が私の方に顔を近づける。