返事も溺愛もキスのあとで
僕の実家は田舎で小さな工務店を経営していて、広い土地もあり裕福な家庭の方だ。
待望の一人息子として甘やかされて育った僕に、仮にお金の援助を頼めば両親はいくらか振り込んでくれるはずだ。
だが都会で大企業で働く僕が、なぜそんなにお金に困っているのか、追及されるのは目に見えている。
「言える訳ないじゃん……ゲームに課金しまくってるなんて」
そう。僕の趣味はスマホでのサバイバルゲームなのだが、課金すればするほどに強い武器が手に入り、難易度の高いダンジョンの攻略も可能になる。課金しまくった甲斐あって、僕はいまオンラインで繋がっているメンバーの中でリーダー的存在だ。
このゲームの中にいれば、日常の嫌なことを全て忘れさせてくれる。自分がすごい人物なんだと思わせてくれて、気持ちよくなれるのだ。
ゲームにどっぷり浸かる日々だが、今までなら雛子と付き合ってるときは、生活費の全部を押し付けていたため、思う存分課金できた。
ただ由羅と付き合い始めてからは、ボーナスは全部由羅のために使っているため、これから家賃や光熱費などかかる生活費すべてが僕にかかってくるのは正直、いやかなりきつい。
「便利屋雛子は一生、僕の便利屋雛子でいるべきなのに……」
(くそ……っ!)
(なにかいい方法はないのか……?)
待望の一人息子として甘やかされて育った僕に、仮にお金の援助を頼めば両親はいくらか振り込んでくれるはずだ。
だが都会で大企業で働く僕が、なぜそんなにお金に困っているのか、追及されるのは目に見えている。
「言える訳ないじゃん……ゲームに課金しまくってるなんて」
そう。僕の趣味はスマホでのサバイバルゲームなのだが、課金すればするほどに強い武器が手に入り、難易度の高いダンジョンの攻略も可能になる。課金しまくった甲斐あって、僕はいまオンラインで繋がっているメンバーの中でリーダー的存在だ。
このゲームの中にいれば、日常の嫌なことを全て忘れさせてくれる。自分がすごい人物なんだと思わせてくれて、気持ちよくなれるのだ。
ゲームにどっぷり浸かる日々だが、今までなら雛子と付き合ってるときは、生活費の全部を押し付けていたため、思う存分課金できた。
ただ由羅と付き合い始めてからは、ボーナスは全部由羅のために使っているため、これから家賃や光熱費などかかる生活費すべてが僕にかかってくるのは正直、いやかなりきつい。
「便利屋雛子は一生、僕の便利屋雛子でいるべきなのに……」
(くそ……っ!)
(なにかいい方法はないのか……?)