夏と君




「今年も行くか?夏祭り」




てるちゃんに聞かれたけどあの日は断った。




「ううん、行かなーい。
でもその日は普通にひまちゃんと遊ぶ。」



と適当に嘘をついてあとでひまちゃんと口裏を合わせた。




毎年私が花火みたい〜って騒いで、

暑いから嫌だめんどくさいと言いながらも、

私がちょ〜方向音痴で帰れなくなるから一緒に行くと言ってくれて、

渋々付き合ってくれていたてるちゃんに申し訳なくって去年で花火大会は最後と決めていた。




そう思っていたのに、そう思っていたら塾のメンバーに誘われて、
それにアヤトくんが来ると聞いて私は行くことを決めた。


帰りはサナちゃんに電話しようなんて呑気なことを考えていたけど、、、。



あの日私はアヤトくんに気持ちを伝えようかと思っていた。

受験前のチャンスだと思っていたけど、結局それはできなかった。
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