イケメンすぎる、君が好き。
「葵が大変なの!」

「……………は、葵?」

その名前を聞いた瞬間。

俺は反射的に顔を上げた。

「っ、ぇ、はぁぁ!?何があった!?」

「切り替え早いねぇ!」

「いーからとりま走って!」

美優に腕を掴まれ、俺は椅子から立ち上がる。

「ちょ、昼飯――」

「あとで!」

「颯汰、どういうことだっつの!!」

「走りながらね〜!!」

そのまま二人に引っ張られるように、俺は教室を飛び出した。

廊下を走りながら、事情を聞く。

「で、何があったんだよ!」

「それがさ、葵が一年生の男の子に呼び出されたらしくて」

「呼び出し?なに、告白?」

美優が一度言葉を切る。

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