イケメンすぎる、君が好き。
「……っ。」

体育館が見えてきた。

俺はさらに足を速める。

陸上部で毎日走っていたのは、このためだったのかもしれないとさえ思った。

........葵が俺を呼んだわけでもない。

もしかしたら全部、盛大な勘違いかもしれない。

取り越し苦労かもしれない。

それでも。

「……今度こそ。」

俺は拳を握った。

今度こそ、ちゃんと話したい。

今度こそ、葵の隣にいたい。

数日間でできてしまった距離なんて。

そんなもの、全部走って飛び越えてやる。

俺は体育館の横を抜け、倉庫へ続く廊下へと駆け込んだ。

体育館倉庫の前まで来ると、俺は勢いのままドアに手をかけた。

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