イケメンすぎる、君が好き。
それをよそに、遥は一人悶々としていた。

(............葵が彼女に見れない?)

(.............自分より高身長はあり得ない?)

長い長い思考の末――――

「はぁぁぁぁぁぁっ!?!?」

思いっきり声を張り上げた。

「そこがいーんでしょうが!!」

倉庫の中に声が響く。

男子生徒がびくっと肩を跳ねさせた。

美優も颯汰も、そして葵までぽかんとして俺を見る。

「え、何.......はぁ?」

男子生徒が呆気に取られたように聞き返す。

「何って……!」

俺は本気で意味が分からなかった。

「まず第一に、かっこいいのは認める!」

指を一本立てる。

「葵はイケメンだからな!!」

「……え」

葵が顔を上げて目を瞬かせた。

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