イケメンすぎる、君が好き。
そして――。

試合終了を告げるホイッスルが、体育館いっぱいに響く。

一瞬の静寂に次いで―――

「勝ったーーー!!」

コートのあちこちから歓声が上がった。

「よっしゃあああ!」

「やったー!」

選手たちが互いに駆け寄り、肩を叩き合う。

スコアボードを見れば、こちらのチームの数字が相手を上回っている。

「……ほんとに勝ったぁ。」

隣で颯汰が呟いた。

「勝ったな.....」

俺も呟き返す。

でも、そんなときでさえ、俺の視線はコート中央の葵に釘付けだった。

仲間たちに囲まれて、葵が笑っている。

試合中の鋭い表情はどこへやら。

嬉しそうに笑って、チームメイトとハイタッチを交わしている。

その金髪は汗で少し乱れていて、頬も赤くなっていた。

それでもやっぱりかっこいい。

「……葵。」

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