イケメンすぎる、君が好き。
昼休み。

俺は自分の机でパンをかじりながら、少し離れた葵の席を眺めていた。

葵は今日も人に囲まれている。

「昨日のあのパスって――」

「うん、あれはね……」

丁寧に説明して、それでも相手が分からなければ、身振りを交えて教えている。

最後には「分かった?」と優しく笑いかけるその顔は、本当に―――。

……本当に、葵らしい。

だからこそ、文句なんて言えない。

俺だって、そんな葵が好きなんだから。

「小野寺。」

美優が向かいの席に座った。

「んーー........?」

「さっきから葵ばっか見てるじゃん」

「見てねーし.....」

「小野寺が嘘ついてきたって葵に言うよ〜?」

「……はい、見てます。」

即座に訂正した。

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