イケメンすぎる、君が好き。
俺は昇降口へ向かいながら、小さく息を吐いた。
別に。
葵が悪いわけじゃない。
人気が出るのだって、当然だと思う。
昨日の試合を見れば、もっと好きになる人が増えたって不思議じゃない。
むしろ俺は、自分の彼女があんなにかっこいいことを誇りに思っている。
……思っている、んだけど。
「……やっぱ寂しいな。」
ぽつりと呟いたその瞬間。
ぶぶっとスマホが震えた。
葵からだった。
『今日はあんまり話せなくてごめんね。
明日、今日の分まで話しに行くよ』
...........なんだか安心して、少しだけ笑ってしまった。