冷血心臓外科医はお飾り妻を逃がさない~愛なき契約から始まる甘く暴かれる独占婚~
一方的に決めつけてしゃべってしまい、なんだか居た堪れなくなる。フォローしようとしたら、彼の大きな手のひらが頭に乗せられた。
「ありがとう」
ぽつりと呟かれた言葉に、心がじんわりと温かくなる。彼にこうしてお礼を言われたのは初めてだ。
「どういたしまして」
にこやかに答える。少しは成明さんの役に立てたのかな。だとしたら、妻としてすごくうれしい。
「そういえば、誕生日プレゼントになにか欲しいものはあるか?」
どうやら彼は昨日から気にしてくれていたらしい。私は小さくかぶりを振った。
「今日、こうして両親のお墓参りに一緒に行って、植物園に連れて来てくださったのが、誕生日プレゼントです。ありがとうございます」
「今日はデートだって言わなかったか?」
しかし成明さんはどうも 納得していないようだ。デートという言葉がまだ慣れない。私にとってはすごく特別だったけれど、成明さんにとっては違うのかな?
初めて会ったときも、随分な対応だったけれど女性とふたりで会っていたし、それこそ彼なら過去に恋人がいて、こうしてデートやキスだって……。
「わ、わかりました。欲しいものが見つかったら言いますから!」
今すぐは思い浮かばないけれどこれが妻としての特権なら、甘えてもいいのかな?
今、成明さんの隣でこんなにも満たされているのに、これ以上を願ったらばちが当たってしまいそうだ。
「ありがとう」
ぽつりと呟かれた言葉に、心がじんわりと温かくなる。彼にこうしてお礼を言われたのは初めてだ。
「どういたしまして」
にこやかに答える。少しは成明さんの役に立てたのかな。だとしたら、妻としてすごくうれしい。
「そういえば、誕生日プレゼントになにか欲しいものはあるか?」
どうやら彼は昨日から気にしてくれていたらしい。私は小さくかぶりを振った。
「今日、こうして両親のお墓参りに一緒に行って、植物園に連れて来てくださったのが、誕生日プレゼントです。ありがとうございます」
「今日はデートだって言わなかったか?」
しかし成明さんはどうも 納得していないようだ。デートという言葉がまだ慣れない。私にとってはすごく特別だったけれど、成明さんにとっては違うのかな?
初めて会ったときも、随分な対応だったけれど女性とふたりで会っていたし、それこそ彼なら過去に恋人がいて、こうしてデートやキスだって……。
「わ、わかりました。欲しいものが見つかったら言いますから!」
今すぐは思い浮かばないけれどこれが妻としての特権なら、甘えてもいいのかな?
今、成明さんの隣でこんなにも満たされているのに、これ以上を願ったらばちが当たってしまいそうだ。