冷血心臓外科医はお飾り妻を逃がさない~愛なき契約から始まる甘く暴かれる独占婚~
「謝る必要はない」
私の後悔をよそに、成明さんが私の頭をそっと撫でた。ちらりと彼をうかがうと額に唇を寄せられる。
「小夜が嫌がる真似はしない」
私にというより、成明さん自身に言い聞かせているようだった。
今度は頬に口づけが落とされる。大切に扱われているのが伝わってきて、薄明かりの中、上目遣いに成明さんを見た。
慣れてきた目に成明さんの優しい表情が映り、胸がいっぱいになる。
「したことなかったですけれど……成明さんとキスするの……好きです」
弱々しく呟くと、彼の目が大きく見開かれた。続けて頬を大きな手がゆっくりと撫で、目を細めていると顔を近づけられ唇が重ねられる。
柔らかい感触と温もりを素直に受け入れていると、成明さんは唇の合わせ方を巧妙に変える。啄むようなキスを繰り返す間に、上唇と下唇を食むようにして軽く吸われ、次第に体が熱くなっていく。
「ん……っ」
リップ音が何度も響き、羞恥心と共に、もっとしてほしいと自分の中で欲望が湧き起こる。
「小夜」
唇がわずかに離れ、低く熱っぽい声で名前を呼ばれた。
「口、少し開けて」
顎に手をかけられおずおずと唇の力を緩めると、さらに促すように成明さんの舌が隙間に滑り込まされる。びくりと肩を震わせながら従順に口を開けると、よくできましたと言わんばかりに彼の舌が口内に差し入れられた。
「ふっ……ん……んん」
厚くてぬるりとした舌の感触は初めてで、戸惑いと緊張はあるものの不快感はまったくない。今までもそうだった。全部、相手が成明さんだからだ。
私の後悔をよそに、成明さんが私の頭をそっと撫でた。ちらりと彼をうかがうと額に唇を寄せられる。
「小夜が嫌がる真似はしない」
私にというより、成明さん自身に言い聞かせているようだった。
今度は頬に口づけが落とされる。大切に扱われているのが伝わってきて、薄明かりの中、上目遣いに成明さんを見た。
慣れてきた目に成明さんの優しい表情が映り、胸がいっぱいになる。
「したことなかったですけれど……成明さんとキスするの……好きです」
弱々しく呟くと、彼の目が大きく見開かれた。続けて頬を大きな手がゆっくりと撫で、目を細めていると顔を近づけられ唇が重ねられる。
柔らかい感触と温もりを素直に受け入れていると、成明さんは唇の合わせ方を巧妙に変える。啄むようなキスを繰り返す間に、上唇と下唇を食むようにして軽く吸われ、次第に体が熱くなっていく。
「ん……っ」
リップ音が何度も響き、羞恥心と共に、もっとしてほしいと自分の中で欲望が湧き起こる。
「小夜」
唇がわずかに離れ、低く熱っぽい声で名前を呼ばれた。
「口、少し開けて」
顎に手をかけられおずおずと唇の力を緩めると、さらに促すように成明さんの舌が隙間に滑り込まされる。びくりと肩を震わせながら従順に口を開けると、よくできましたと言わんばかりに彼の舌が口内に差し入れられた。
「ふっ……ん……んん」
厚くてぬるりとした舌の感触は初めてで、戸惑いと緊張はあるものの不快感はまったくない。今までもそうだった。全部、相手が成明さんだからだ。