冷血心臓外科医はお飾り妻を逃がさない~愛なき契約から始まる甘く暴かれる独占婚~
口内を丁寧に舐めとられ、くまなく探られていく。自分の舌先と合わさるとざらりとして、初めての刺激に背筋に何度も電流が走ったような感覚になる。
翻弄される私とは違って、成明さんは強引ながらもこちらの様子をうかがいながら進めてくれているのが伝わってくる。口づけの合間に、彼は私の頬や耳を撫で、安心する一方で余裕さえ感じて、それが経験の差だと思うと少しだけ悔しくなった。
「んん……うっ……ん」
しがみついている私をそのまま抱きかかえるようにしてキスをしながら体勢を変えられた。背中にベッドの感触を受け、上になっている成明さんとさらに密着したくて無意識に彼の首に腕を回した。
初めての経験で正しいやり方なんてわからないのに、ぎこちなく舌を絡めて応えようとしている自分がいる。
気持ちいい、かもしれない。
唾液の混ざり合う音が直接脳に響き、頭がぼーっとしていく。ただ彼に対する想いだけが溢れる。
好き。私、成明さんが大好き。
目尻に溜まっていた涙が重力に従ってこぼれ落ち、そのタイミングでゆっくりと唇は離れた。
肩で息をしながら懸命に肺に空気を送り込む。言葉が出ずにいると、成明さんが私の頬をそっと撫でた。それだけの接触に体がびくりと震える。
「可愛いな、小夜は」
続けて成明さんは私の首筋に口づけた。
「やっ」
先ほどもそうだったが体が敏感になっているのか、思わず声が漏れた。鳥肌が勝手に立って、ぞくぞくする。けれど成明さんは肌にキスするのを止めない。
翻弄される私とは違って、成明さんは強引ながらもこちらの様子をうかがいながら進めてくれているのが伝わってくる。口づけの合間に、彼は私の頬や耳を撫で、安心する一方で余裕さえ感じて、それが経験の差だと思うと少しだけ悔しくなった。
「んん……うっ……ん」
しがみついている私をそのまま抱きかかえるようにしてキスをしながら体勢を変えられた。背中にベッドの感触を受け、上になっている成明さんとさらに密着したくて無意識に彼の首に腕を回した。
初めての経験で正しいやり方なんてわからないのに、ぎこちなく舌を絡めて応えようとしている自分がいる。
気持ちいい、かもしれない。
唾液の混ざり合う音が直接脳に響き、頭がぼーっとしていく。ただ彼に対する想いだけが溢れる。
好き。私、成明さんが大好き。
目尻に溜まっていた涙が重力に従ってこぼれ落ち、そのタイミングでゆっくりと唇は離れた。
肩で息をしながら懸命に肺に空気を送り込む。言葉が出ずにいると、成明さんが私の頬をそっと撫でた。それだけの接触に体がびくりと震える。
「可愛いな、小夜は」
続けて成明さんは私の首筋に口づけた。
「やっ」
先ほどもそうだったが体が敏感になっているのか、思わず声が漏れた。鳥肌が勝手に立って、ぞくぞくする。けれど成明さんは肌にキスするのを止めない。