君に溺愛をあげる。
地上へ出ると、一気にあかるくなって、思わず目を細める。

太陽の光…久しぶりに浴びた…あたたかくて、とても気持ちいいけど…。

「あ、あの、わたし、勝手に出るわけにわ行かなくて…」

バレたら、継母にどれだけ怒られるかわからないっ…。

「俺がいるから問題ない。それより、このまま王宮にいくぞ」

王宮っていうのは、王様や継母が住んでいる家だ。

わたしもいちおう、王宮に住んでいるけど、わたしに与えられているのは離れにある塔の、ボロボロの部屋だ。

彼…えっと、ルカ様はそのまま王宮の入り口の大きな扉をくぐった。

「おい、入るぞ」

食事をしたりする大きな部屋で、ちょうど王様と継母たちが食事をしていた。

妹ふたりもいて、家族がせいぞろいしている。

「え…ルカ王子!?」

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