君に溺愛をあげる。
「そういえば…シエル王国の第一王女は、なくなった千代の王妃だったな…。はっ、なるほど…。」

ルカ様…?

「シエル王国の王妃が、継娘である姫をいじめているとは…国の恥さらしだな。」

さっきの優しい笑顔とは、別人みたいな恐ろしい表情。

まるできたないものを見るような目で、継母たちを睨んでいる。

「とにかく、マリーは俺の婚約者として、俺の国に連れて帰る。異論は認めない。」  

え…婚約者?

お、俺の国っ…!?

どういうことっ…?

さっきから、まったく話が読めないっ…。

というか、継母たちがルカ王子って呼んでるけど…ルカ様はどこかの国の王子さまなのかなっ…。
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