声の王子様 ~意地悪なボイスアクターの危険な執着愛から逃れたい~
思わずふっと笑みがこぼれたところで我に返った。
ここが会社で、しかも食堂で人の目があることを忘れていた。
芽衣と蒼が私の視線を追って慌てて視線を料理に戻した。
「冷めちゃったね、ごめんね」
「ううん」
「いいよ」
2人が食事に戻ったのを確認すると、ちらっと及川さんを目で追った。
食券を食堂スタッフに渡している彼と目が合った。
それだけでドキドキした。
及川さんは笑顔を向けて小さく手をあげてくれた。
それだけで先ほどの飯塚のことなど、どうでもよくなるほど1日が幸せになる。
私は小さく会釈で及川さんに応えた。
及川さんと付き合っていることは社内で内緒だったので手を振りたかったけれど我慢した。
私は彼の受け持っている番組のADだ。
会議の時、初めて彼と出会った。
個人的に誘われ飲みに行き、そういう関係になった。
ここが会社で、しかも食堂で人の目があることを忘れていた。
芽衣と蒼が私の視線を追って慌てて視線を料理に戻した。
「冷めちゃったね、ごめんね」
「ううん」
「いいよ」
2人が食事に戻ったのを確認すると、ちらっと及川さんを目で追った。
食券を食堂スタッフに渡している彼と目が合った。
それだけでドキドキした。
及川さんは笑顔を向けて小さく手をあげてくれた。
それだけで先ほどの飯塚のことなど、どうでもよくなるほど1日が幸せになる。
私は小さく会釈で及川さんに応えた。
及川さんと付き合っていることは社内で内緒だったので手を振りたかったけれど我慢した。
私は彼の受け持っている番組のADだ。
会議の時、初めて彼と出会った。
個人的に誘われ飲みに行き、そういう関係になった。