声の王子様 ~意地悪なボイスアクターの危険な執着愛から逃れたい~
「プロデューサーさんの奢りなんて嬉しいです!1度でいいからテレビ局で食事したかったんですよ」
若手お笑い芸人の田沼明人が及川さんにそう声をかけて視線が私から離れた。
及川さんはそのまま食堂にある螺旋階段をその芸人と一緒に話しながら上がって行く。
その先には週間視聴率トップを取った番組の関係者だけが入ることが出来る特別なVIP食堂がある。
及川さんが担当プロデューサーを務めている番組の1つが先週の視聴率1位と獲得した。
それは私が入っている番組ではなかったのが少し悔しくも感じられたけど恋人が1位というのは自分のことのように嬉しいものなのだと初めて知った。
及川さんの後ろを追うようにゾロゾロとスタッフが追って上がっていった。
そのスタッフたちの中にやたら目立つ人物を見つけた。
それは私が彼を見た最初だった――
若手お笑い芸人の田沼明人が及川さんにそう声をかけて視線が私から離れた。
及川さんはそのまま食堂にある螺旋階段をその芸人と一緒に話しながら上がって行く。
その先には週間視聴率トップを取った番組の関係者だけが入ることが出来る特別なVIP食堂がある。
及川さんが担当プロデューサーを務めている番組の1つが先週の視聴率1位と獲得した。
それは私が入っている番組ではなかったのが少し悔しくも感じられたけど恋人が1位というのは自分のことのように嬉しいものなのだと初めて知った。
及川さんの後ろを追うようにゾロゾロとスタッフが追って上がっていった。
そのスタッフたちの中にやたら目立つ人物を見つけた。
それは私が彼を見た最初だった――